プロのおしもも。
最近人に教えてもらい、すっかりとハマってしまったお店さんがありまして。
キネマMの斜め前にある「ムームー」さん。
どん!と、存在感のある喫茶「ファウスト」の真横にひっそりとございます。
なんかもう、めちゃくちゃかっこいい。
その佇まいも、味の美味さも。
すべてがスマートで、間違いない。
確実に喜びに変わる味わいと空間で。
惚れないわけがないよね。
という最高峰を、島根県在住のお客さんに教えてもらったという、この、情報の逆輸入感ぞっ。
その島根の人の熱弁振るう「ムームー」さんの説明が、すべて的確だった。
同じ説明をわたくしもぜひいたします。
島根の人のアドバイスがあってわたしも焦らずに初めての注文を乗り越えられた。(ちなみに彼は有名な出雲蕎麦屋の二代目です、が、その出雲蕎麦のイメージとはうらはらな、ぶっ飛んだ見た目に初めての人は皆驚きます。だってまずもってパツキンの長髪です)
メニュー構成がとてもいろんな人の好みごとにあるから、そこを理解するとすっごく嬉しく思います。
お姉さま(可愛い)の接客も、優しくて、心あって、あぁ(我が身を振り返り自己嫌悪に陥って一瞬死にたくなって思わず心から溢れ落ちる声)ってなる。
第一口目で衝撃を受けたの。
わたし、冗談じゃなくて、こんなに美味しいクラムチャウダーを口にしたのは初めてだと思ったっ。
その瞬間にすべてにおいてここを信頼できるという確信を抱いた。
きっと裏切らない!
なんだか久しぶりに嬉しくて、ほんとうに気持ちが明るくなったなぁ。
忘れもしない12月のこと。
スタンド・バイ・ミーを観た帰りに立ち寄った。
なんか全てにおいて充足したと感じた日だった。
しばらく寒さが続きますね。
英屋さんちも毎日のように何かしらを炊いています。ほんとう、温かい煮物が欠かせない季節です。 このおでんも。
ほんとうに寒くて冷え切った日だったから、このうちのダシが身体中に染み込んでった。
あ、おでんのおだしって、飲み物だったんだ!って思った、カレーが飲み物ってのは未だに理解はしかねるけども、おでんのだしはゴクゴク飲んでいいのよ、すると、ほんとうに身体の中からほっこりと温まるんだから、身体だけじゃなくて心もね。
おでんが冬に必要な理由が分かった気がした。
プロ達の洗練された料理を堪能していただいたその御目を汚させていただきます、私作のまかないです、その名も、~英屋流究極のナポリタン、ネオ日本食の極地、キュー〇ーミートソース缶も混ぜ込んだver~です。
ネオ日本食とは、寿司、天ぷらなど外人が今簡単に日本食と思っているTHE☆和食をいつもいつも日本人が食ってるなんて思うなよ、実は明治、戦後のどさくさ期に紛れ込んで来た西洋料理が日本の島でガラパゴス化したものこそ日本人が愛する料理たちなんだ!
カレーにオムライス、「カゴメ」のソースで堪能するエビフライとトンカツに、ナポリタン!!!、これを食べてこそ、欧米人よ、真に日本食を知ったことになるのだぞ・・・。という概念です。
イタリアの方にボコボコにされそうなほどに調理方法は外道ですが、味は小学校の給食にでてきたあの味そのもので感動します。
あぁ、最後のこの低さよ……。