竜雲。
さぬきの白みそにおネギが散らされた暖かい濃厚つゆに浸して食べる「竜雲」のさぬきうどん。
「担々つけ麺」が有名なこのお店。
一度目に食べた「担々つけ麺」がとても美味しかったので、こんどは違うメニューを注文してみました。
このつゆが文句なしにおいしいの!
ここにね、温泉卵を入れるのです、旨味より増し。
ここの麺はそれ自体にすごく味があるので、わたくし、そのまま何もつけずに食べたりもします。(さぬきうどんは湯がいて水でしめたらそのまま食べることもあります。そのほうが麺自体の風味が味わえる、しっかりと味がついてるから醤油も不要なの。高知の丸うどんじゃ想像もつかないね)
そんなに硬くなく、そしてすっごくつるつるで、のど越しのすごく気持ちの良い麺です。
温玉の旨味の詰まったおつゆは最後に、ごはんにかけて食べるのです。
ばかもん、けしからん、まっことうまい。
中華そばもなぜか名物で、これも試してみましたが、こちらものど越し抜群なつるつるの細麺も味がしっかりとしており、おだしもさっぱりあっさり、THE☆中華そば感満点で安定的かつ安心の味で大満足です。
冷やし中華そばなる夏の新メニューが登場しておって、今、すごく気になる存在。
「竜雲」はお寺の境内にあります。
うどんを食べて満足したら、運動がてらに上まで登ってみるのです。
惹かれる雰囲気が漂う。
蝉の合唱と空を飛ぶ鳶の声に包まれる夏のお寺。
長い階段の先はひっそりとしていて、人気がない。木々がうっそうとしているばかりで、近寄ってくる蚊が気になって仕方がない。(しかし大丈夫。なぜかわたしは蚊に噛まれない体質なのである。エヘン これなんででしょうね。みんな襲われて騒いでるのに己のみ無事で傍観、という場面も多々。あのときだけはちょっと寂しくなる。)
質素なお堂の中に、こんなに立派な来迎図がしまわれているのです。
暗闇にじっと目をこらしていると、闇の中からうっすらと金色の彫刻が浮かんできます。目が闇に慣れるにつれて、次第に広がり見えてくる、壁一面の大きさの来迎図に、最初は驚かされました。
また見たいなぁと思っていたの。
ここ、ほんとうに、オヌヌメスポット。