ひでやのぶろぐ

英屋へようこそ!

需要と供給。

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須崎の魚屋さんから10本強買った日に払ってる金額が軽く一万を越えててひっくり返った。

むかしは捨ててるような魚だった、笑ってればくれるような魚だった、100円もしなかった。

土佐の夏の終わりに食べられるソウダガツオの新子、お客様からさまざまに聞いた昔語りが嘘のような事態に。

本日売値が1300円をとうとう超えてしまいまして、メニューを書きながらわたくしもあちゃーという思い。

こんな値段で食べるものでもなかったにねぇ~とニヤ笑いをおきゃくさんもしつつも、でもそれでもみんな好きだから、食べるのはやめません、美味い!といいながら、一匹でも二匹でも!

今日も、こんな値段になっても相変わらず買い続けてるのはうちだけだと魚屋さん、バカですねぇ、英屋さんちも・・・(笑) いや、お客さんも!(とばっちり)

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 昨日は須崎流の食べ方を見せてもらいました!

だいたい一対一の割合で、ぶしゅかんと醤油をかけて、しばしつばけます。

白~いものが浮き始める頃合が食べごろ!

そしてそののこり汁をご飯に混ぜて食べるのです。コレ最強!!まじやってみるべき。

…いや、みんな知ってるか 笑

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地元の湘南へ里帰りをするというアルバイトくんに神奈川っぽいハイソでお洒落なお土産をねだったら、真顔で「鳩サブレっスか?」って返されたから、バーカって真顔で言い返した。これだから身体を動かすことしか脳のない美的感覚ゼロの体育会系はっ。違う!もっと湘南っぽいものがあるだらうー!違うー!タコ丸々一匹プレスしたせんべいとか興味ないわーー!!っと、散々ごねまくって、数日後に手元にきたものがコレ。よしよし、さすが母ちゃんに聞いただけあって見事要望に(そんな難しくないはずやろ・・・)答えてくださってる。

 

[わたしが決める美味しい手土産ランキング]

一位 赤福

二位 博多通りもん

new! 三位 湘南チーズパイ

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最下位 アメリカのお菓子全部 (ハワイも含む)

 

決定しました。これほんとうに美味しい!

サクサクのチーズパイに粉糖がこれでもかとコーティングされており、香ばしさと甘すぎなさと食感とのバランス感覚が見事な職人技で、一本かじると次から次へと手が止まらなくなります。

これおねだりする価値ありでする!

鳩サブレーなんか見た目で味判断できるからいいよ!これにして!て!

最近は盆&夏祭り&夏休みからの~メジカ祭りな営業の日々を過ごしております、それに加えて秋刀魚さんもすごく今年は良いものだから、売り物が豊富で仕方がない!

そんな期間を助けてくれてるのは、春から増えたアルバイトくんたちのおかげです。

それとみんなが大好きJDのSおりちゃんとね。(ほんまおっさんらJD好きよね・・・最近この子が居なかったのは学業に専念していたからで、別にわたしがわたしの祭の終わりに歯止めをかけていたわけじゃないからね!…最近ちょくちょくまた復帰してくれてますぞ)

しかしそのアルバイトたち男組が揃うとなるとお育ちの良い、比較的お育ちの良い方だと思っていたわたくしも、みんなをおまいら!テメェ!呼ばわりするなどして、男兄弟を抱える姉貴とかになっている気分、そう、どんな女も口が悪くなるアレ。

思えば、一人っ子で兄弟もおらず、近しい親戚も女ばかり、静かなものでしたので、こう、首を比較的本気で閉めたりとかしたことなかったし、全員揃ってまかないを食べさせてる風景とかはさながらジブリアニメ「天空の城ラピュタ」のワンシーンのようで、あぁ、宮崎駿監督はこのような日常のシーンをあそこまでデフォルメしてコミカルに表現して見せたんだ、やはり天才だなぁ、とゆうようなことまで思った次第です。

そんな感じで英屋史上なかった男所帯の和気あいあい感で過ごしている最近です。

このこととJDが消えたことに対して、「お客さまファーストでやれー!」というお客さまからのクレームも一部ございましたが、今は私が楽しければいいと思っていますので、そのご要望にお応えすることは、致しかねますねっ!!!

 

最近ブログ触ってなかったから、近況からはじめるべきかなぁと思ってきょうはこんな感じで。

もちっとちゃんと更新したいけど、いかんせんインスタとストーリーズが楽なもので・・・笑

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 ハマダくんの披露宴inラヴィータ!

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いやぁ。

一昨日は実に素晴らしい飲み会…違う違う、ハマダくんの披露宴でございました。

式典中ずっとアップし続けていたインスタグラムのストーリーズで、楽しかった乱痴気騒ぎ…ゲフン披露宴の楽しかった思い出を振り返っていて、これはぜひ残しとこう、みなさまにさらしておかねばもったいない!と思い至った次第です。

美食酒房 英屋 (@emikamiyamoto) • Instagram photos and videos

最近ブログはさぼり気味で、インスタのストーリーズの利便性にはまっております。

容量の多いこういう日の思い出も、さらっと保存できるからいいですよね。

↑で、しょっぱなアップのストーリーズ。

そうなの、初めての立食形式でした!こういうのもあるんですね。

はじめての会費制に……あ、下に小さく本音が漏れてるがなわし。

みんなでワイワイテーブルついて、目の前に栓の抜かれた瓶ビールが置いてあるから、みんなで好き勝手に宴会がはじめられるという神形式。

どんどん追加される料理を好き勝手に集めてきてみんなでつまみあってビール注ぎあって。

曰く、新郎の式のコンセプトも「大きな飲み会」だったらしいし!

高知県人の習性を完全に熟知したシステムですね、席から酒を持ったまま居なくなる問題に解決の糸口(笑)

ハマダくんの取り巻きたちがいつものように騒いで飲んでる、普段と変わらぬ景色、違うのはそんなハマダが今日は新郎ということ!

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奥様のアニタさんの先生のご挨拶で乾杯ー♪なんて豪華ー!

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本人も言ってたけど、わたしもそうだったけど、なぜかみんなこんじるさんを親族と思って接しがち(笑)

今日の主役だと勝手にこんじるさんを思っていたから、本人から「ただの仕事上の上司じゃ〜!」て聞いてそうだった!と(笑)

でもでも、ホロリときたのは、やっぱりこんじるさんのスピーチだったんだよ〜。

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マーメイド(Fカップ揉み放題)が新郎新婦に贈ったお祝いのこのいかがわしさ。

「見て見て~♥」とタブレットを取り出し、これがいかに手の込んだ代物なのか、そしてこれを贈る意図は、の説明を受ける。

 

「自分のときもお願いね」ボソ

と、こっそりマーメイドに言っておいた。


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「完全な茶番をします」と言っておられた撲殺ママレモンさんのラップが光るお笑い愛のデュエットに、
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会場も聴き入る(笑) 苦笑いか、にやけ顔かで(笑)

あ、手前のピヨ岡さん!

この日二度目の対面なのに、はじめましての挨拶してしまいましたね!

つい最近のサリーズバーでの初対面は酔ってたから!もう大丈夫です!!

・・・よくあるんだよなぁ、サリーズド忘れ・・・(笑)

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そしてわたしの本日のメイン、待ってましたサリーさんたちのliveー♪

ダーハマのリクエストだって!これがなくっちゃー♪

モグさんの「銀河鉄道999」ももちろん!

モグさんのこの曲が流れたら、どこでもみんなで汽車になる!
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それが、この日、今まで見てきたなかで一番長い列をつくったのよ~!

最高に盛り上がったよね!
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新郎が一生懸命挨拶しているのに、聞かずにトマトパスタを夢中でほうばるまなべくんを「美味しい?ねえ美味しい?」って聞きながら撮ったストーリーズ、ねえ、新郎がなんてゆってたか思い出せるのか、おまいらは。

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 やっぱこんじるさんが一番盛り上げてた!

だってやっぱり、あなたがハマダの生みの親だものー(笑)

 

 

そーして二次会へ移動。
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つくちゃんいたら行くところなんて・・・
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ここしかなかろう!

日高氏とりえさんもさっそく踊りだす♪

こんな明るいうちから、いつもの夜中のテンション(笑)
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あ。

新郎が轟沈してる。

最後の挨拶で飲まされたデカンタの中身、あれ完全にワインの白だったよね・・・。
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そういえばわたし先週の日曜日にもリバプール会の二次会でここに居たような気がする。。。

毎週来てるのに毎回新鮮って変なところだ……。

メンツが毎回違うから、しかもそれが全員が全員キャラが濃いからおもしろいのさー。
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モリサーさんも素敵な笑顔で踊り狂う!もちろん美人の奥様の由貴様(好き♥)と。
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大人数のため、二次会は二箇所で行われており、もう一件は5019!

勢いでゴーイング行くぞーー!ってなって、まさにゴーイングでの二次会を終えて帰りがけだったという着流し姿が男前のおだりんを途中でとっ捕まえてゴーイングへ(笑)。

ゴーイングから帰る人達と別れの挨拶↑。

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5019のオープンテラスで亜熱帯な熱風を浴びながら、みんなで〆のトマトラーメン。f:id:hideyanoblog:20180703155320j:image笑顔のまきさまも、いつもいつもお疲れ様です。

 

なんかたくさんの久しぶりの人と逢えて、話せて、すっごく楽しい一日だった。

ネイルも大丸横のお店のさやかさん

ボディ高知店 (@bodykochi) • Instagram photos and videos

に、そして髪も帯屋町「リバプール」のえりちゃん(神セット!)にとほんとうにお世話になりました。

 

何よりもこんな機会を作ってくれた幸せ野郎!末永くアニタちゃんと仲良くやってね!

また新婚旅行から帰って来たころにお酒の注文もすると思うので、そちらもお願いしますね~(笑)

ほんとうにおめでとうー!!

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あーまたあんな飲み会行きたいなー(笑)

こんな風に穏やかになりたい。

ヴィレッジ 〜モノと食と音が奏でる土日市~。

超お天気の良い二十日の日曜日に行っておりました。

行くたびに発見があって楽しくておもしろいイベントですよね。

山内神社の参道と境内のところなんか、雰囲気が現実離れしていて、心が躍ります。

そんな雰囲気のせいか、道行く人々みんながお洒落さんに見える。

たぶん、去年夏に買った、ただのUNIQLOミッキーマウスTシャツを着ていたわたしも、すこぶるハイセンスなオシャレ女子にしか見えていなかっただろうと思われます。

二軍落ちしてパジャマ行き寸前、いや、いま現在すでにパジャマにされてる方もそう少なくないであろう、そんな人から見ればただの「パジャマで歩いてる人」としか目に映らない、そんな危険性もお構いなしの一着もきっと、雰囲気のおかげでおハイソに見えていたはず。

景観がもたらす服装の魔法ってけっこうおしゃれに必要な要素よね。

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釘付けになったしまったのは、生まれて初めて目にした活版印刷

ただ文字が並んでいるだけなのに心躍るのはなぜでしょうか。

これが言葉となり、紙に印刷をされ、一冊の書物などになってしまうことを想像するだけ感動で震えが止まりません、ね、気持ち悪いでしょう、文系って。

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食事と図書 雨風食堂さん(@ame_kaze) • Instagram写真と動画

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上は食い散らかした鹿肉のソーセージです。

このイベントのアイスコーヒーどれもレベチ。

ハトロン紙で丁寧に包装されていて清潔感が嬉しい古本屋さん。

好きだけど、こ汚いのが悩みだった古本もこんな風に丁寧に扱ってくれてると、買う側も嬉しいですね。福岡伸一博士が大好きだと話していたドリトル先生は、大好きな作家井伏鱒二が翻訳していることもあり前々から気になっていた本、500円。

佐藤雅彦先生好みで編成してる一冊なんですよと教えてくれたお店の方と話が合って、わたしもこの人の本は昔呼んで文庫本を大事に持ってた・・・あれなんて名前でしたっけ、緑色の・・・。あー!分かります、流行りましたよねー!・・・あれ、なんて名前でしたっけ・・・別のタイトルは頭にあるんだけど、あの人の本の雰囲気イラスト妙に全部似てるから、池谷裕二の「海馬」から頭が離れない・・・。(「海馬」はまじ神本です)

あー!分かるっ、全部カエル色してるし似てる・・・えーっと・・・名前が出てこない・・・。

 

分かりましたよ、お姉さん、中公文庫の「プチ哲学」でした。

十代のころに大事にして持って読んでた人の本を、ならばきっと信頼できるはずだと購入。1000円。

その日家に帰ってあっという間に読み終わってました。

 「とんかつ」と「絵本」と「少年の夏」と「雛」で泣きました。

最近教科書もの好き、たぶん歳だからでせうね。三十二になりました。

三十二。

教科書に載った小説

教科書に載った小説

 

三十二。

この歳の数字、妙に重い。

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www.instagram.com

この日同時開催されていたおびさんマルシェで、同級生がしている手作り刺繍のハンカチとよだれかけのお店を発見!インスタで活動を知っていたので、実際に逢えて嬉しくて、自分のイニシャルのハンカチをゲット!!同じ教室で学んでいたあの子とこういう出会いができるなんて、嬉しいことですね!

向こうはクラスでトップの才女、片や、ねぇ(笑)な、泣いてない、泣いてない。

インスタに載っているDMから注文ができるそうなので、可愛らしいイニシャル入りのよだれかけとハンカチを大切な方の贈り物にもぜひ♪それぞれ800円と500円とゆうから、安い!もっと値上げしろ!!とはっぱかけてきました(笑)

世界にひとつしかない手作りですぞ~。私も応援しています♪

 

あの土佐和紙は内田文晶堂さんなどでも見かけたことがある方も多いかと思います。

何を隠そう、この方、デザイナーの綾子様はあの「文佳人」のラベルのデザインをされている方でして、夏限定のお化けラベルもすべて、この方が手がけたものだそうなのです。

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あのリズールシリーズも、文佳人みかんちゃんのラベルも!(うちのメニューに常駐中)

可愛すぎるから、文佳人さんのジャケが大好きだったんじゃい、次いでに言うと「リズール」の理念も本好きの本性をくすぐってて好きだったんだ!(秋あがりに付いてくる栞、集めてた)

なんでそんなすごいことを隠していたんだ!もっと大々的に宣伝しろっ!っとこちらもはっぱをかけつつ(笑)

お店に来てくださったときに意気投合して以来、出て来るわ出て来るわ共通の趣味!

主に、紙類。

ヴィレッジでは共におしごとをしていらっしゃる活版印刷の竹村さんと同じテントにて土佐和紙文具を販売しておられました。

わたくし、初めて土佐和紙の領収書を買ってみました。

いつもはKOKUYOさんのをドカドカ使っていましたが、和紙、これ、すごく良いです、発色が綺麗で、書き心地が暖かくて、あぁ、たまにはゆっくり丁寧に領収書をしたためるのも、良いことかもしれないなぁと思いました。

汚れた手で、忙しく、早く、間違ったら乱暴に捨てて、なんてせずに。。。

性格まで穏やかに優しくならないかなぁ、使ってるうちに。

このイベントの優しさにあふれる雰囲気と人々に包まれて、日頃の己の粗雑な日々を猛省するのみなのでした。 

「ゆっくり」とか今は皆無だもんなぁ。

 

で、まとめがあのタイトルか。。。

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