BOURBON
久しぶりに生わさびが手に入りましたので、試しにわさびご飯をしてみました。
去年大人気だったメニュー「生わさびご飯」復活の時期かと。
そうそう。
ドラマの「大人のグルメ」でやってたのを大将が観ていて、次の日八百屋に行ったら安く伊豆産生わさびが手に入ることが分かったので、そのまま丸パクリしたのでした、そうだったそうだった。
鰹節と、ダシ醤油で食べるんだ、あとこれに海苔もふります。
しかし・・・。
こんなに、辛かったかね・・・。
はじくはじく・・・。
昨年の生わさびご飯の旬の終わりかけも、異様に強くはじくようになって、幾人ものお客さんを地獄に落としめたことがありましたっけ。あれは申し訳なかった(笑)
旬のときには生わさびの華やかな香りが素晴らしく、辛味もそこそこマイルドな味わいなのですが、旬を外すと、こうなる。アイタタタタ・・・
まだわさびご飯をはじめるにはまだ、早いかな・・・。
土佐清水産の生くじらが入荷しております。お刺身1200円。
ほどよい鯨の匂いがしています。
あんまりこと新鮮すぎると匂いがないということがあります。
やっぱり、鯨は、鯨のあの匂いがないと、食べた!という気になりませぬね。
強すぎると嫌だけど、ほどよくあって欲しい。襷に長し帯に短し。
毎日通ってる近所のコンビニで働いていらっしゃる何かと気の合うお姉さまに台湾土産をいただきました。
噂には聞いとった、台湾名物、パインケーキ!
いいなーいいなー台湾は今世界で何処に行きたい?て言われたら、北アイルランドの次に台湾を上げる!機会があれば、ぜったいに行きたいと思う国。
お姉さまから旅行のお話を、ファミマのアイスコーヒーMサイズを入れる合間合間に聞かせてもらっています。
思っていたより甘かった。
そしてずっしり重い。
これわたしのカロリー配分だと二日に分けて食べたい気分ですぞ。
でも美味い!
外国のおやつの中では十分気の利いた味。
まともに食えたこと一度もない国のお菓子ってありますから、実際・・・。米とか仏とか中東とか。
やっぱり気の利いてるお菓子ナンバー1つったら手前味噌だけどもさ、おらがジャパンじゃない?
日本のそのへんで売ってる老舗企業のお菓子が外国へのお土産に人気だというじゃない。
コアラのマーチとかとんがりコーンとかポテトチップだとかがさ。
以前行われた国民的大行事「ブルボン総選挙」にて17位を獲得した、レーズンサンド。
意外なことに、わたくしまだ食べたことがありませんでした。
ブルボンだったらさ、ホワイトロリータ(んでこれが一位)とかさ、巻き巻きしていて筒状で皮が薄いアレたちのイメージしかなかったから、これは盲点だったと思って、選挙後すぐさま買いに走りました。
あの薄い巻き巻き系ってさ、まともにこぼさずに食べれたことってないよね。
一回前歯で噛んで、口からこぼれてゆきそうな破片たちをすかさずスーーー!って吸い込むとか、いろいろKUFUケーユーエフユーして食べるのがブルボン醍醐味じゃないの、ねぇ。
こういうところを外人さんにも理解して楽しんでって欲しいよね。
人生初めてのブルボンレーズンサンド、意外やハマってて、今毎日貪ってます。かなりイケル。
「おばあちゃんが好きなお菓子」 っていうイメージが強い。
ブルボンって、お仏壇からおすそ分けしてもらうものだったじゃない、だから、どこか、懐かしい、お線香の香りと共にあるべき存在という位置づけ、自分的に。
秋の野外ライブin天然色劇場
昨日のこと。
週に一度の休日の日曜日。
雨の日の日曜日は優雅にジャン=クロード・ヴァンダムの映画を観ながら、二本のズボンの裾上げ。
UNIQLOで裾上げしてもらう時間がもったいないから、いつか自分でしようしようと思いながら放置して、余分の裾を折り曲げて履いていたスキニー、そろそろ履くたびに折り曲げることがめんどくさくなってきたころだったので、父がTSUTAYAから借りてきてくれたヴァンダム映画を鑑賞しながら時間まで作業。
久しぶりにいいB級映画を観た満足感と、我ながらなかなか上手に縫えたズボンへの余韻に浸っていると、あっという間に約束の時間に。
約束の時間にタケハイヤー(こんじる命名)に拉致られ、
サリーさん、モグさんを車に積んで(土佐弁)向かうは香南市!
そう、昨日10月15日は香南市天然色劇場で毎年秋に開催される野外バンドフェス、ミュージックワンダーランド2017が開催されておりました!
高知のプロ・アマのバンドが大集結する一夜限りの野外フェス!に、わたくし、初参戦!
が。
皆様ご承知の通り、昨日は一日中の雨でございましたのお覚えでありましょうか。
そして、とても気温の下がった一日でありました。
珍しく冷え込んだ長雨の一日の晩に、わたしたちが何をしていたのかをとくとご覧くださいませ。
天然色劇場へたどり着いときには、ちょうどBACKYARD BOOGIEがライブ中。
先週英屋の近所に新店が移転オープンしたばかり!
帰りがけに立ち寄れる店が近所に出来て、当店の従業員、大将含めみな歓喜に湧いております、これからいろいろと深くお世話になることと思います、どうぞ、よろしくお願い申し上げます(笑)
そうこうしているうちに、サリーズたちも集まって参りました。こんじるさんとハニーさん、朝比奈軍団、YUSAママゆっきーさん、集結。
サリーズバーバンドの出番までまだ三組、一時間ほどありますので、とりあえずみんなで屋台からご馳走をより集めて大宴会。
こんじる出店の屋台から生ビール(コッティさんハマダくんお疲れ様!)、香南市名物の土州焼き(キャプテンのコスプレいつか見たいです!(笑))、あきちゃんのラーメン、四万十の豚串、大阪人タケさんがやたらと買い込んで来るたこ焼き、タコスなどなど。
雨は当然のごとく止む気配もなし。
そして冷たい風が海から吹きすさびわたしたちの体温を奪っていく中で、
この男はかき氷を買っていた。
誰がこんな寒い日にかき氷を食べるんだろう・・・とみな思っていた。
半分やる気を無くしてるかき氷屋を嫌がらせのごとく働かせるやな客(笑)
サリーズバーの盛り上げ隊長朝比奈氏の軍団一味、極寒の中ブルーハワイを凍えながら食べてるの図。ふつうにかわいそう(笑)
二時からひろめでテキーラを煽ってきたぶんぶんもハイテンションでキャラメル味のかき氷を食べてる。
向こう側海なのね、海からずっと冷たい風がここにいるわたしたちに当たってくるのよね、そこでこうしてみんなでかき氷を食べてるの、なんの罰ゲームだ、これ。
てかモグさんまで、これから鍵盤叩くのに指もかじかむでしょうにっ(笑)
ゆっきーにストールを肩にかけてもらい、震えながらマンゴー味を食べてるお姉さん「こんなもんソフトドリンクみたいなもんっすよ!わたし、次、青りんごが食べたいです!」
朝比奈「大将!おかわり一丁ね!」
隊長による驚愕の行動に唖然とする、手前、こんじる。
朝比奈女隊員「皆さんも冷えてる生ビール飲んでるじゃないですか、わたしもジュース飲んでるみたいなもんっすよ!」
おねえさまのお言葉に、…そうか。
…そうよね、氷で冷やしたレモンサワーを飲んでることと、一体なんの違いがあるのかと言われてみれば、そういえば、そうねっ。
それにここのかき氷、ふつうに美味しいの。
ふわふわ雪のような口当たりで、キャラメル味とかうまい!
ふつうになんだかんだ美味いってハニーさんと食べてた(笑)
朝比奈「ハイ!レインボー!店員さんにインスタ栄えするからっておすすめされたからー!」
この暗闇でみるとドブ色にしか見えないと一同から非難轟々、あげくにこんじるからは「お前下水食っとんのか!」と突っ込まれる始末。
一応明るいところで確認(笑)
インスタ映えして…るね!
暗闇でみると下水色にしか見えないそれを、当然のごとく食わされてるぶんぶんの図。
もう寒すぎてみんなそろそろ味も分からなくなってるレベル。
ぶんぶん「いちごの味がするっす!」
そうこうしているうちに、ようやっとサリーさんたちの出番、た、助かった。
待ってましたー僕たちの出番ーとばかりに飛び出す、それいけ!朝比奈軍団!!!
寒さを吹き飛ばす熱いステージ!
会場も大盛り上がり!
冷たい雨なんてなんのその!
バディさんのテキーラが天然色劇場に鳴り響く!
盛り上がる、雨に濡れたくないから、みんな、テントの中で(笑)
このころにはかき氷で冷えた体もだいぶ温もっていました。
テントの中で引っ込んだまま盛り上がる我々サリーズ応援団への、タケさんからのツッコミも会場を笑わせておりましたね、だって雨冷たいんだもん。
さすが、サリーさんたちのステージが始まると、観客みんなが立ち上がって踊り始める、カメラを取り出す人もいっぱい。こんな可愛いファンも!一生懸命写真撮ってたね!
ふと横をみると、ちょこんと腰掛けてるこんじる。
デジカメを持ってたから、この辺りブログに載るんだろうな、楽しみー。
てかみんなが寒すぎてああやってフード頭までかぶってた(笑)
帰って来たサリーズバーにて、みんなに風邪薬とお白湯が振舞われましたとさ。
白湯に暖められてると、しまさんが、いちむじん軍団を連れてご来店!
新たないちむじんメンバーパーカッションの渡辺さんのライブが今週木曜日19日にサリーズバーにてあるそうなので、わたくしも駆けつけたいと思いまする!最後にみんなで記念撮影!
今頃誰も風邪をおひきでないことを願っております(笑)
わたしもジキナと白湯を飲んでだいぶ楽になりました(笑)
カモ井のリボンハイトリ
昔こどものころに、こ汚い店の厨房なんかにこれが垂らしてあって、それもびっしりハエで真っ黒になってるのなんか見ちゃって、汚ねぇ!て思ったことがあった、だからそんな不衛生な存在としてしか印象がありませんでした。
あるときに読んでいた小説家小川洋子のエッセイに、このハエ取り紙のことが書かれていました。
岡山県出身の彼女はこの「カモ井のリボンハイトリ」カモ井加工紙株式会社と同郷。
実際に会社を訪ね、そのとき聞いた話に感銘を受け、以来シンパシーを持ってハエ取り紙と接するようになったのだ、と。
なんとこの会社はきちんと、一年に一度、ハエ供養を行っているそうなのです。
忌まわしき存在として人から蔑まれるハエ、彼らを一網打尽にできる製品を作っていながら、きちんと彼らの魂を鎮めているという話。
これに共感できるのは、何もこの作家さんだけではなく、日本人になら誰にでも備わっているものなのではないでしょうか。
わたくしもそのお話に深くこころを打たれ、何度となく父にこの話を伝えてきました。
なんて素晴らしい会社なのか、と。
あの負のイメージでしかなかったハエ取り紙に未だかつてなかったような感情が湧いてしまうではありませんか。
一度でいいから会ってみたい、と。
会ってまたわたしなりの新しい印象を与えてみたいんだ、と。きっといいやつだから。
たぶん、汚くない。
が、ハエはスプレーでシューするもんだと思っています。
ハエで悩んだ時には殺虫剤の一発解決でことを済ませてきました。
そういう世界にしか住んだことがなかったわたしに「カモ井のリボンハイトリ」を買おう!という発想が湧くはずありません。
そして、今日、とうとう父が突然これを買って来たのです。
念願の、ハエ取り紙、いや、正式名称「カモ井のリボンハイトリ」との初めてのご対面!
朝店に来て、これが暗い厨房にポンっと置かれていたときは、一瞬何があるのか分かりませんでした、またなんか変な最新の花火でも見つけて来て衝動買いしたか、と思ったくらいでした。
明るいところでこれと対面した時には声をあげましたね。
これや!ほ、ほんものや!
ほらほら、見てみてーーー!初めて自分で開けたよ!わーい!
右に回して、・・・なかなか回らない!・・・ん!?ろうで固めてある?
あ、だから、説明書に「引き出しにくいときは少し温めてから引き出すとスムーズに」なんて書いてあるのか!
びろびろびろ・・・出たーーー!!!
が、画鋲が、ご丁寧なことに「天井に止めてください」の押しピンまでセットされてある!
なんて画期的な商品か。
うわーー床に落とした!あーー手についたら指ねちょねちょーーひぇーーーーー!
31歳、初めてのハエ取り紙体験。
とりあえずみんなの顔にひっつかないような厨房の隅っこに引っ掛けておきました。
・・・けど。
うちって、そんなにハエが出るような店じゃないから、すぐに要らなくなry